Skip to main content

原子へと続く道

大地の芸術祭

もぐらの館(新潟県十日町市)

2015年

素材 | 和紙に新潟県十日町下条地区の土、水溶性樹脂

サイズ | 約4m×15m

シリーズ | 渦

撮影 | 石塚元太良、作家

豊かな土の色が取れるこの地域は、同時に風景の豊かさを感じます。元小学校の階段踊り場という独特な場所を利用して、洞窟の様な空間をつくりました。イメージは一つの生命の体の中を通る絵にしました。ここの場所で生まれた生命は、、、、足元からエネルギーがあふれ出し階段を上がるごとに色が灰色になり、やがて枯れていくような。一つの生命の一生を体現する作品です。

十日町市下条地区の約14種類の土

十日町市下条地区の約14種類の土で描いています。

豊かな土の色が取れるこの地域は、同時に風景の豊かさを感じます。元小学校の階段踊り場という独特な場所を利用して、洞窟の様な空間をつくりました。イメージは一つの生命の体の中を通る絵にしました。ここの場所で生まれた生命は….足元からエネルギーがあふれ出し階段を上がるごとに色が灰色になり、やがて枯れていくような。一つの生命の一生を体現する作品です。

作品と一緒に採取した14種類の土と上郷地区の地図も展示しました。
一つの地域で豊富な色が揃うのは珍しく、それだけ自然豊かな場所だという事を証明しています。

絵の表層

土の絵の具を何層にも重ね描いています。
グレーの土は、この地域でよくあるマブと呼ばれる用水路用の手彫りの洞窟から採取しました。

豊かな自然風景

展示場所の上郷小学校から見える風景。
里山らしい綺麗な風景が広がっています。奥に見える赤い崖からも土を採取しました。